お遊戯会【年少】
お遊戯会の練習は一ヶ月程前から行われていました。
組全体の劇と男女別にダンスがあり、
ダンスは楽しんでやるが、劇はやりたくないと拒否し続けていたそうです。
当日、おゆうぎ会は劇からスタート。
劇<だいこん・にんじん・ごぼう>
幕が開くと野菜たちが寝ているシーンでしたが、ソーはしっかりと寝た演技をしていました。
『わぁ!ちゃんとできてるじゃん!😢』
と思ったのも一瞬のこと。
私の観客席はソーが前もってくじ引きで引いてくれた席なのですが、
なんと最前列のやや真ん中という神席だったおかげで、ごぼう役のソーの目の前でカメラを構えることになりすぐに私の姿を発見しました。
すると、寝ていたはずのごぼう役のソーは身を乗り出して
『あれは、ママ?』
と暗闇でよく見えない中、自信なさげな声で袖に居る先生に確認をしていました。
『ママだぁ♡』
はい。確認。
それからは、私に手を振ったり投げキッスをしてくれたりとステージの上からファンサービスを途絶えることなくしてくれて、
ちゃんとごぼう役の他のみんなと同じ動きをしっかりとこなしていました。
でも、ずーっと不安な顔をしています。
にんじんさんだけのシーンになり、ごぼうさんたちは一度袖に隠れました。
すると、ちょうど私の席から見える袖の中のソーは突然寂しくなってしまったのか、
シクシクと泣き始めました。
それからのシーンは、泣きながらもなんとか舞台に上がり
立ちすくむこともせず、なんとかみんなと同じ動きをしていました。
劇のエンドシーン・撮影タイム
そして一旦幕が閉まり、全員登場するエンドシーンでは
幕が開くとべそをかきながら、ちゃんとみんなと一緒に座っているソーの姿が。
保護者がゆっくり撮影できる写真タイムには、
ソーは泣きながらしっかりとピースをしていました。
お色直し
第2部に入るためにお色直しをしている間があった。その間静かに泣いてるソーの声が漏れていたので
これは、きっとダンスにはカーテンから出て来ないだろうな…
という予想に反して、ソーはちゃんと定位置に立っていました!
ダンス
4分間程あるダンスは、泣きわめくのを我慢しながらカーテン裏に逃げることもせず、最後まで立派に棒立ち!
良くやった😢
衣装を着るのも嫌だった昨年のおゆうぎ会に比べると格段に成長したよ。
嫌なものは嫌だけど、
「今はこれをやらなければいけない」
と理解はして、やりたくはないけれども我慢ができるようになってきたのかな。
てっきり、本番になり保護者が大勢いるのを目にしてパニックになるか、
何かのきっかけでステージに立って踊るのは嫌になり、先生がどう説得しても逃げてしまうかと思っていたので
最後まで自分が居るべき位置に居ることができたことは正直驚きました。
私を見つけなければいつも通り出来たのか、それとも見つけられなければそれはそれで『みんな来ているのに僕のママはどこ?』とパニックになったのかそれはわかりません。
どう転んでも練習通りにはならなかったかもしれないけれど、とても良く頑張った年少おゆうぎ会でした。
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