本好きな子供になってほしい2つの理由 読書を習慣化させよう
うちの長男は家族の中で一番の読書家です。
本を読むことを好きになってほしくて、少しずつ読書をすすめて
今10歳になる彼が読んでいる本は小学生高学年用の児童文学。
続きを楽しみにしながら、スラスラと読んでいます。
年相応の本ですが読書の習慣がつくまでは、こんな本をちゃんと一冊最後まで読めるようになるとは想像もできないような子供でした。
私が熱心に息子に読書をオススメしたのには理由が二つありました。
今回は二人の男の子の母である私がなぜそんなに息子に読書をして欲しかったのか、
その理由をご紹介したいと思います。
読書をさせたかった理由
【低学年】ゲーム脳になっていることが許せなかった
うちの長男は低学年の頃から動物や昆虫の本を見るのは好きだけど、
本当は読書なんかより俄然ゲームが好き。
Youtubeでゲームの実況動画を見るのが好き。
任天堂スイッチをやるか動画を見るのが彼にとっては至福の時間。
そんな子供でした。
朝起きてきて、朝食を食べようと食卓に座るやいなや
「昨日やったゲームでね、〇〇君とやってたらこうなってああなって・・・」
頭の中はゲームのことばかり。
彼にとっては楽しいことも悩みごともすべてゲーム上でのこと。
仲のいい友達もゲームで遊べる相手に限定されてくる。
私にはそれが耐え難く、どうしてもゲーム以外のことに目を向けてほしかった。
少しでもいいからほかの遊びをしてほしかった。
しかし、当時シングルマザーだった私は彼を放課後は学童に行かせていたので、
「外でお友達と遊んでおいで」と言えなかったのです。
帰ってきたらゲーム。
おばあちゃんの家に行く時のお供もゲーム。
歯医者に行く時も待ち時間用にゲーム。
寝ても覚めてもゲーム。
きわめつけは夢の中でもゲーム。
こりゃいかん!!
私が子供の頃の幼少期って、持ち歩けるゲームなんてなくて・・・
いや、ありましたね。ゲームボーイ!
私は家庭用のゲーム機は持っていましたが、このポータブルゲーム機は持っていませんでした。
周りの友達でも一人か二人持っている程度で、現代のようにみんながコレを持参して遊ぶということはなかったですね。
大きな違いは、通信できるかどうかという点。
個人で遊ぶゲームなので、みんなでやってもそれほど盛り上がりません。
場所も選ばずいつでもどこでも楽しめるこのゲーム漬けになっている脳みそをどうにかしたい!
【幼少期の読書=頭が良くなる】と信じている
脳の秘密についてはなんのことやらわかりませんが、よく耳にしますよね。
本を読むと賢くなる、語彙力、想像力、思考力が磨かれる、みたいな話。
私は今ブログを書くようになってから、本当に自分の語彙力に低さに大変がっかりしています。
小学生高学年の時にクラスの女子の間で講談社X文庫の恋愛小説が流行り、
みんなが楽しそうに本の話をしているのがうらやましくて私も数冊読みました。
周りでそんなブームが過ぎ去ってしまうと私の読書の熱も冷め、それからの学生生活では本とは無縁。
大人になってから本を読んでいた時期はありましたが、ジャンルも偏っているし、読んだ本の数もそれほど多くない。
決して読書家と胸を張って言えるレベルではありません。
私はこれまでの人生の暇な時間、何をしてきたかというと
自分から楽しいことは見つけることができず、友達とのおしゃべりの中から楽しそうなことをマネしていました。
いわゆるミーハーってやつです。
どれも楽しかったし無駄だったこととは思わないけど、今の自分の何かになっているとは考えにくい。
特に学生時代、たいして勉強もしてこなかったあの年代に
暇な時間を読書に費やしてきたら私の学力や知識は今の私とおおきく違ったのではないか。
その私の貧困な学力のせいで息子に勉強の仕方は教えることはできないけれど、
本を読むきっかけ作りや、読めそうな本を一緒に選んだり一緒に読んだりすることはできるかなと考えたのです。
まとめ
小学1年生から読書を習慣化させたいと思い始め取り組みましたが、
本格的に本を1冊読めるようになったのは3年生からでした。
結果的にゲームをしなくなったかというと、そうではないです。
全っ然ゲームしてます。
ゲームより読書が好き、とはならないです。
それでも家にいる時間の過ごし方が
こう変化してくれただけで良かったと思っています。
ゲームとYouTube時間をキツくない程度に制限し、余った暇な時間は読書に充てる。
寝る直前まで、モニターを見ていた彼が今は30分~1時間程度読書に代わりました。
本も自分で選べるようになり、学校での読書時間やすきま時間には本を読みたいようで、
読みかけの本を朝必ずランドセルに入れています。
読書が彼の人生の日々の積み重ねとして、語彙力・想像力・思考力などを培うのに役立つことを願いながら
これからも読書を続けられるようサポートしていきたいと思っています。
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